ごあいさつ
「研究心、探求心、そして常に挑戦」
これは当社の創業者である桶作正広氏が謳った創業の理念です。
当社は1971年の創業(1992年法人成)以来、この理念を行動規範に掲げ、セラミックスを主材料とする各種生産機械の消耗部品の製造を主力事業としながら、常に斬新な「ものづくり」に取り組んで参りました。
なかでも、業界に先駆けて、ウオータージェットルームと呼ばれる織機に搭載するセラミックス製ノズルを開発し、業界に大きなインパクトを与えたことは特筆に値する出来事でした。今でも海外ではHSノズル(Hi-SpeedとHokuriku-Seikeiをかけ合わせた略称)という呼称が、高品質ノズルのことを示す代名詞として使われるほどにまでなっています。
ここ十数年は、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構新産業)の新型半導体製造装置開発プロジェクトに加わったことを契機として、新たな成長分野として半導体製造装置向けのセラミックスパーツの開発にも取り組んで参りました。
この結果、プラズマ耐性の高いファインセラミックス材料、アスペクト比の高い多数の微細孔を加工したセラミックスプラグ等、今後大きな需要が見込まれるいくつかの製品の開発に成功し、新たな事業としての展開が始まっています。
さらに2017年には、半導体製造装置用石英パーツの主要メーカーであるアリオンテック株式会社と業務資本提携し、同社の支援のもと、高度な品質保証が求められる半導体業界のお客様にもご安心いただける品質管理体制を構築いたしました。
このように多分野にわたる製造装置産業に、高性能かつ高品質セラミックスパーツを供給することを目指し、ひいては日本の製造業全体に貢献できる企業として成長することが我々の願いであり、目標であります。
これまでの皆様の多大なご支援のうえに当社が成り立っていることに感謝の気持ちを忘れずに、この目標へ向かって、当社はたゆまない努力を続けて参ります。今後とも一層のご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
北陸成型工業株式会社 代表取締役社長 鈴木 智久
業務内容
繊維機械関連部門
- 自動織機用「ウォーター・ジェット・ノズル」製造販売
- ワイヤー放電加工機用「ウォーター・ジェット・ノズル」 製造販売
半導体製造装置関連部門
- 半導体製造装置用 各種セラミック製パーツ 製造販売
- 石英製パーツ 加工受託
- セラミック製パーツ 焼成加工受託
会社概要
社名 | 北陸成型工業株式会社 |
所在地 | 〒923-0157 石川県小松市花坂町り80番地 |
代表取締役 | 鈴木 智久 |
設立 | 平成4年6月25日(創業 昭和46年1月) |
事業内容 | セラミックス製品製造、販売・繊維機械向けノズルの製造、販売・金属精密加工、 超硬合金製品製造、販売 |
基本方針 | 基本方針はこちらから |
沿革
昭和37年 | 創業者である桶作正広氏が日産プリンス(現在は豊田自動織機に併合)の依頼によりウォータジェットルーム用のノズル開発に成功 |
昭和38年 | 日産プリンスがニューヨーク国際博覧会にて、世界で初めてウォータージェットルームを発表(桶作正広氏開発のノズルを搭載) |
昭和48年4月 | 小松市安宅新町に工場を設置 |
昭和58年 | セラミックス製タスラン織り用ノズルを開発 |
昭和60年 | セラミックス製ウォタージェットノズルを開発 |
昭和63年 | 工場を花坂町に新設 |
平成4年6月 | 法人成 |
平成16年 | NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の新型半導体製造装置開発プロジェクトに参画し、 アルミナ製大型シャワープレートの開発に成功 |
平成22年 | NEDOプロジェクトで開発した技術を展開し、炭化ケイ素、窒化アルミ等での応用開発(単独技術確立)に成功し、 半導体製造装置分野へ進出 |
平成25年 | 焼結製法により大型炭化ケイ素部材の開発に成功 |
平成26年8月 | ISO 14001 認証取得 |
平成28年3月 | アリオンテック株式会社と業務資本提携 |
平成28年11月 | ISO 9001 認証取得 |
平成28年11月 | 代表者交代 |
MAP
〒923-0157 石川県小松市花坂町り80番地
公共機関ご利用の場合
小松空港から自動車にて20分
小松駅から自動車にて12分
自動車ご利用の場合
小松ICより15分