研究心、探究心、そして常に挑戦。
当社は1971年の創業(1992年法人成)以来、セラミックスを主材料とする各種生産機械の消耗部品の製造販売を主力事業として、一貫してお客様に最高の品質のものを提供してきました。
特に創業者である桶作正広前社長の類まれな発想力と確かな技術力により、業界で初めて、ウオータージェットルームと呼ばれる織機に搭載するセラミックス製ノズルを開発し、業界に大きなインパクトを与えました。
近年、生地生産の工場は中国、東南アジアにその中心を移し、安価な生地を大量生産するために、織機そのものはもちろん、消耗部材であるノズルもただ安いものが使われるというのが主流となっていますが、一方で、自動車に使われるエアバック用生地等、高品質を要求される生地の製造現場では未だに当社ノズルが使用され、中国ではHSノズル(Hi-SpeedとHokuriku-Seikeiをかけ合わせた略称)という単語が、高品質ノズルのことを示す代名詞として使われるほどにまでなっています。
さらに、ここ10年程度は、東北大学が主導する新型半導体製造装置開発プロジェクトに加わったことを契機として、純度の高いファインセラミックス分野へと進出すべく研究開発を続けてまいりました。この結果、今後、大きな需要が見込まれるいくつかの製品の開発に成功し、まさに大きく業務分野を広げていこうとする段階にあります。
今後とも一層のご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
この間ISO14001および9001を取得し、社内の品質管理体制の強化を図りました。また、半導体製造装置業界における消耗パーツ供給の担い手として重要な位置を占めているアリオンテック株式会社との資本業務提携を行い、安定して製品を提供できる体制を築きました。
このように、多分野にわたる製造装置産業に高性能セラミックス部品を供給することを目指し、ひいては日本の製造業全体に貢献できる企業として成長することが我々の願いであり、目標であります。これまでの皆様の多大なご支援のうえに当社が成り立っていることに感謝の気持ちを忘れずに、この目標へ向かって、当社は今後もたゆまない努力を続けて参ります。
今後とも一層のご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
社名 | 北陸成型工業 |
所在地 | 〒923-0157 石川県小松市花坂町り80番地 |
代表取締役 | 鈴木 智久 |
設立 | 平成4年6月25日(創業 昭和46年1月) |
事業内容 | セラミックス製品製造、販売・繊維機械向けノズルの製造、販売・金属精密加工、超硬合金製品製造、販売 |
基本方針 | 基本方針はこちらから |
昭和37年 | 創業者である桶作正広氏が日産プリンス(現在は豊田自動織機に併合)の依頼によりウォータジェットルーム用のノズル開発に成功 |
昭和38年 | 日産プリンスがニューヨーク国際博覧会にて、世界で初めてウォータージェットルームを発表(桶作正広氏開発のノズルを搭載) |
昭和48年4月 | 小松市安宅新町に工場を設置 |
昭和58年 | セラミックス製タスラン織り用ノズルを開発 |
昭和60年 | セラミックス製ウォタージェットノズルを開発 |
昭和63年 | 工場を花坂町に新設 |
平成4年6月 | 法人成 |
平成16年 | NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の新型半導体製造装置開発プロジェクトに参画し、アルミナ製大型シャワープレートの開発に成功 |
平成22年 | NEDOプロジェクトで開発した技術を展開し、炭化ケイ素、窒化アルミ等での応用開発(単独技術確立)に成功し、半導体製造装置分野へ進出 |
平成25年 | 焼結製法により大型炭化ケイ素部材の開発に成功 |
平成28年3月 | アリオンテック株式会社と業務資本提携 |
平成28年11月 | 代表者交代 |
〒923-0157 石川県小松市花坂町り80番地
公共機関ご利用の場合
小松空港から自動車にて20分
小松駅から自動車にて12分
自動車ご利用の場合
小松ICより15分